そろそろ何か作り始めたいとので、プロパティのよく使う部分だけ説明をして
実際のモデリングをしていこうと思います
すぐに使う3つだけ書いていきます
1.オブジェクト
2.マテリアル
3.モディファイアー
1.オブジェクト
ここで操作することはそれほどないかもしれないのですが、現在の位置や角度などが確認できます
いろいろ項目はありますが、前回まで書いていた移動(位置)や回転、
拡大・縮小(スケール)を行うとそれぞれの数字が変わっていきます
今回は赤色の線の部分をいじってます
・位置をX軸方向に「1m移動させてます」(赤丸の中心点が1m移動してます)
・回転はX軸を基準に45°回転してます(図では若干前に倒れてきてる感じ)
・スケールはX軸方向に1.5倍にしてみました
このように、あらかじめ決まった大きさにしたい場合は、このオブジェクトのプロパティで直接数字を入力すると簡単に指定の大きさや角度に変更ができます
2.マテリアル
素材として色を変えたり、見た目を変えることができます
出るとは白なのでわかりにくいので、ベースカラーをクリックして好きな色に変えることができます(今回は緑っぽい色にしてみました)
マテリアルを設定しても色が変わらないです。。。
これは3Dビューのシェーディングの関係です
画面の左2つはマテリアル情報を表示できません
左から
・ソリッド
・マテリアルプレビュー
・レンダー
マテリアル確認したい場合は右の2つを使います
下図はマテリアルプレビューを使ってます
このように設定した緑色が表示されるようになります
3.モディファイアー
モディファイアは元あるオブジェクトには変更を加えずに、見た目の形を変える(特定の効果を加える)機能になります
適応するまでは見た目上、形を変えているだけになります
モディファイアのプロパティを開き、下向きの矢印をクリックするとこんなにいっぱいの項目が出てきます
今回はこの中で3つだけ紹介します
3-1.サブディビジョンサーフェス
3-2.ミラー
3-3.ブーリアン
3-1.サブディビジョンサーフェス
立方体のオブジェクトに対してサブディビジョンサーフェスモディファイアを設定します
すると、立方体だったものが丸いUV球みたいな形になります
赤枠内の項目「ビューポートのレベル数(上)」と「レンダー(下)」の数字を変えると丸みを帯びたり、四角に戻ったります
※注意:あまり数字を増やすとPCに負荷がかかります(3ぐらいまでにした方がいいようです)
編集モードにすると、立方体であることがわかります
この状態で頂点を移動させたり、辺や面の大きさを変えることができます
適応は追加したモディファイアプロパティから下向きの矢印をクリックして「適応」をクリックしてください
3-2.ミラー
ミラーはその名の通り、左右で同じ動きをさせることができます
下図では試しに、立方体を細分化させて半分にしてみました
半分にした立方体にミレーモディファイアを設定すると、元の立方体のようになります
この状態で道端の頂点をつかんで引っ張ると
左の頂点も同じように動きます
このように左右対称のオブジェクトを作りたいときにとても重宝します
3-3.ブーリアン
最後にブーリアンです
ブーリアンには「交差」「合成」「差分」の3種類があります
今回は立方体とUV球(球体)を使います
一部分を重ねた状態で、立方体にブーリアンモディファイアを設定します
その後、スポイトのマークを使って「球体」を設定します
するとこんな感じになります
この状態では変化がいまいちわからないので、球体を非表示にしてみます
まずは「差分」から
わかりにくかったので、位置を変えてみましたが
重なっていた球体部分がごっそりくり抜かれました
続いて「合体」
2つのオブジェクトが合体してしまったため、球体を非表示にしてもそのまま残っています
最後に「交差」
立方体と球体の重なっていた部分だけが残り、それ以外の部分が消えてしまいました
モディファイアーはとても便利で、いろいろなことができます
数も多いので一気に紹介するのも大変ですし、一度にすべてを覚えることは難しいと思います
使いながら徐々に覚えて行けばいいと思います
さぁ、操作方法もこれぐらいにしてそろそろ何か作ってみようと思います
まずは子どもとできる簡単なところから始めてみようと思っています
作っていく上で新しい項目が出てくればその都度説明を加えていきます